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しらさぎ危機一髪・あやうし!

2016.05.06(23:25) 760

GWも終わりました。

皆さん、どっかに行った?

しらさぎ家では、近場だけ。だって、お天気も悪く、遠くに行っても混んでいるしね~~。

さて~~、GW始まってから、たくさん稼ごうと思ったんですが、海はあいにく、荒れていました。

さて、秋田の方では、東風が吹くと、海は穏やかになるんですが強すぎて、沖は風波が立ちシケ模様。

実は、4月28日の夕方、今年初の網をかけ、29日東の風予報だったので、ゆっくり編み上げの予定。

しかし、28日夕方に先輩漁師さんが来て、うねりが出てきたとの事でしたが気にしないで次の日にはおさまるだろうと親方と思っていたやさき・・・・・・・。

あくる日、ゆっくと6時には家を出ましたが~~先輩漁師と車ですれ違い、その時でした。

「波高くて出られない(出港)」

「エ~~うそ~~?」

すぐさま港へ。

あ~~ビックウエンズ~~・・

けたたましい波音と白波が折れすごい波。

や~~出れない。

無理すれば出れますが、命あってのなんとやら。。。

いいや~~、網がグル巻きになっても仕方ないって。

あきらめて、仲間と談義。

そして、親方の出れないって電話をかけた。

親方は、スッとんできて、海をじっと見つめ、

そして、こう言いた。

「俺の船で行くから、合羽を着て行く準備しろ!」

「エ~~この波で?」

「行く」  親方

絶句・・・・・。

でも、親方が行くって行ったときは、よほど自信があるって事。

親方は、前日、2か所網をかけていて、どうしても行きたかったんでしょう。

でも、このような天気と波。

いつもは、一人で行くところ、どうしても一人では無理と判断したんでしょう。

沖だと波も、タダのうねりのおおきいなやつですが、岸に近づくと、波が折れて、非常に危険きわまりない。

一歩間違うと、転覆の可能性大・・・・。

河口には、波が崩れていて一面真っ白。

親方。座ってつかまってれ~~、

船は、大波に向かって、全速。。。

波に船首が40度くらいほとんど壁に船は全速でつっこんでいき、ドッスン。

座ったいた僕、腰がくだけそうに痛い。

つかまっているだけでやっと。

親方の必至。。。

そのような波を4~5回繰り返しやっとの思いで、沖まででた。

画像は当然ありませんよ~~。余裕なし・・・・。



沖は、高いうねりがあったが、何とか船が走れるにはきついけど、何とかなりそう。

運転を変わって編上げの為、僕が運転。怖い。

沖は、親方の網に、アイナメが結構掛かっていて、二人で、笑いながら、網あげ。でも、二人とも顔が引きつっていたね。

今度は、問題の岸に網をかけていたので、近づき、様子を見た。

心の中で、カウント。

1・2・3・4・5・・・ザ~~どブ~~ん。(波が崩れる)

親方も一緒。同じカウントを数えてるみたい。

大きな波とともに、近づき大きな波をかわしながら、

親方、「行くぞ」

「ん」

運転は任せた」

「ン」

旗をつかみ、イカリを揚げ、網を必至で巻き取る親方。

通常であれば、イカリまでのロープをきれいに束ねる親方だがそんな余裕すらなく、甲板に適当に置き、網上げに専念。

僕は、船の舵を取りながら、心の中でカウント。1・・2・3・4・5・6・・・・・・・。

来なければいい、高い、崩れる波・・・・。

網あげ、4分の3位行ったところで、親方が、

「バックしてもう一度巻くか?」

その時、

後方から、大波。、

バックししながら、かわしたが、後部より波が入って来て、危機一髪。

親方から、目線で、大丈夫かって・・・。

うなずく僕だか、まったく余裕すらなく、本当はもうやめたい心境。

でも、親方に、

「やれる、大丈夫。いくぞ」

「わかった」

必死で、網上げ再開。

残り、4分の1。

よし、終わった、あとは、もう、片方のイカリさえあげれば。

親方が、

「よし、上がった」

その瞬間、後方より、前回の波より2倍以上大きなうねり。

来た~~~。

旗のロープはを引きずりながら。(よくスクリューに絡まらなかった)

親方に、「座れ~~」って

「来た!!!!!!!!」

言ったと同時に、面舵いっぱい・・・全速ターン。

親方が、座る間もなく、船首より転げてきたが、もう何ともならない。

大波につ込んでいき、船が波を乗り切った途端、どすーん、バシャ。。。

乗り切った。乗り切った、

危機一髪、どころか、紙一重。

あと、1秒遅ければ、転覆、間違えなく転覆あと1秒で・・・・。


船は、全速で、沖へまっしぐら。

二人で、危なかったなって、笑えるのも今だから。。。

でも、親方、体、痛くない?

お前のもひどい運転するなって・・・

でも、運転うまくなったなって、親方から。

漁師は、普通の船の操縦以上に運転がうまくないと漁はできませんよ(エヘン・・・)

帰りに、親方の運転で、僕の網を上げてまた、ビックウエンズが待っている河口に行ったところで、親方と運転を変わり、無事寄港。

仲間から、よく行ってきたなってね。

無事だからこそ、笑いながら、お互い、水で乾杯をし、師匠と弟子、仲よく、網から魚を久々に、親方の船でお手伝い。

でも、船の運転技量はやはり、親方には、かなわないっていうことが、痛切に思い知らされることになってしました。

親方から、コワくなくなれば、怪我をするから、これでいいのだって。

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